導入事例

株式会社キュービック

文書廃棄の手間が軽減し、より本質的かつ クリエイティブな仕事に専念できるようになりました

“ヒト・オリエンテッド”なデジタルマーケティング会社

株式会社キュービック様は、2006年に設立されたデジタルマーケティング会社。「ヒト・オリエンテッドなデジタルマーケティングで、みんなの明日が変わるキッカケを生み出し続ける」をミッションに、自社メディア事業や成果報酬型の集客代行事業を手がけている。

看護師がイキイキと働ける職場に出会えるサイト「Coconas(ココナス)」や、『もっといい求人』を探す人のための転職支援サイト「HOP!(ホップ)」、自動車保険についてどこよりも短い時間で理解できるサイト「カービックタウン」、日本最大級の脱毛口コミサイト「エピカワ」など、十数個のWEBメディアを運営している。

ユーザーとクライアントの間に立ち、ストーリーを通じて二者間の情報格差を解消することで、ユーザーへは「購買やサービス利用の意思決定の背中を押す」というキッカケを、クライアントへは「新規顧客獲得」というキッカケを提供している。よりよいキッカケを生むために、デジタルだからこそ、データだけでなくフィールドワークをベースとしてニーズを掘り下げる。真の意味で、ユーザーへ寄り添うことを重視している。

企業名

株式会社キュービック

URL

コーポレートサポートチーム
関根 夏鈴 様

導入商品・サービス

  • 機密処理サービス(保護くん)

優秀なインターンには、より本質的でクリエイティブな仕事に集中してほしい。

「まもるくん」導入の目的は、文書廃棄の効率化。

インターンが中心となって文書廃棄を担当していたが、重要な書類とそうでない書類を仕分けたり、書類を留めているクリップやホチキスを外したり、重要な書類をシュレッダーで処理をするのに大きな手間がかかっていたという。

同社にとってインターンは、会社の重要な戦力。学生をはじめとした優秀なインターンを積極的に採用しており、その数は全体の6割にも及ぶ。

「優秀なインターンには、より本質的でクリエイティブな仕事に集中してほしい」

このような想いから、関根さんが所属するコーポレートサポートチームは文書廃棄サービスの導入を検討。前の会社で「まもるくん」を利用したことがある中途入社の社員が同サービスを紹介したところ、社長の目にとまり導入に至った。

書類の捨て方に迷わなくなり、生産性が向上

「まもるくん」の導入によって、社内にどのような変化が起きたか。
文書廃棄にかかる時間が少なくなったことで、全社の生産性が向上したと関根さんは語る。

関根さん:
「『紙は全部ここに捨ててね』と伝えているんです。文書の種類によって捨て方を変えたり、クリップなどを1つ1つ外したりする手間が省けたので、破棄がとても楽になりましたね。おかげさまで、全社の生産性向上を感じています。自社の未来を創造する仕事、自社の理念や価値観に沿った仕事のような、自社のメンバーでないと本当の意味で価値をもたらすことが難しい仕事に注力できるようになったことは、とても嬉しい変化です。『重要書類か否かに関わらず破棄する』と、文書破棄の基準を引き上げたことで、情報漏洩のリスク対策としても非常に効果的な取り組みとなりました」

全従業員の仕事の細部に気を配り、改善する。
“ヒト・ファースト”という理念を掲げ、すべてにおいてヒトと向き合う経営を目指す同社ならではの取り組みだといえる。まもるくん導入は、同社で働く従業員にとって「明日が変わるキッカケ」になったともいえるのかもしれない。

【番外編】「心理的安全性」を大切にする、キュービックの取り組みを紹介

同社は、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう「心理的安全性を高めること」を大切にしている。 心理的安全性とは、チームのメンバー一人ひとりが自分らしさを出せて、他のメンバーから受け入れられていると感じている状態。この状態の実現に向けた同社の2つの取り組みを紹介する。

1.パワーランチ制度

  • 月に1回部署を横断した4,5人のグループに分かれ、ランチを実施
  • ランチ代は会社より支給(※上限金額あり)
  • 業務上交流の少ないメンバーと話すキッカケづくり、ななめの関係構築を目的とし、社内コミュニケーションの活性化につなげている

2.FAM制度

  • インターン・社員を問わず全員が、FAMと呼ばれる18のチームのいずれかに所属(FAMはFamilyの略)
  • 新入社員のフォローや分からないこと・悩みがあったときの相談相手など、メンター制度として機能
  • FAMの中で理念やクレドや行動指針などを共有し、会社の文化に慣れてもらう場でもある

このような取り組みを通じて、コミュニケーションが自然と生まれる社内環境をつくり、社員やインターンが素の自分をさらけ出しやすくしている。素の自分を出すことができるようになると、伸び伸びと自分の力を社内で発揮できるようになる。「心理的安全性」の向上につながる取り組みだといえるだろう。

同社の今後の目標は、10年以内に売上1,000億円。
既存事業を更に伸ばしながら、新規事業にも積極的に取り組んでいく段階だという。

一人ひとりが共に働く仲間と真摯に向き合う姿勢、ユーザー・クライアントといった漠然としたまとまりではなく「ひとりのヒト」にコンテンツや広告を届けようというマインドセット。事業・組織の両面でこの「ヒト・ファースト」を追求し続け、社会に誇れる企業をつくるため、同社の挑戦は続く。