備品管理
【備品管理】
備品管理とは、文字通り備品を管理することを指します。備品とは、官庁や会社、学校などで業務に必要なものとして、あらかじめ備え付けされているものです。
企業の場合は具体的に、社内に置かれた椅子や机、キャビネット、蛍光灯、電子機器などが挙げられます。
ペンやノート、付箋やハサミ、ホッチキスなどの文房具も、社内の備品として扱っているところもありますが、厳密に言うと備品とは、「耐用年数が1年以上もの」という決まりがあります。「耐用年数が1年以内のもの」は消耗品と呼ぶのです。
したがって備品管理とは、社内に備え付けてり、耐用年数が1年以上のものを管理することです。
備品を管理するためには、備品を種類ごとに分け、種類が同じものを同じ場所にまとめておき、シールなどを上手に使いこなして分かりやすくすることが大切です。また、一人の人が管理をするのではなく、その保管場所を社内でアナウンスしておくことも効果的です。
備品管理ができている会社は、備品を必要以上に購入することがなくなり、使わないものを長い間保管するということもなくなるため、結果的に備品を探したり調達したりする労力をカットすることができ、会社のコスト削減にもつながります。そのため、業務効率化やコスト削減といった問題の解決には、備品管理ができているかどうかが大きく関係していきます。