2017年7月8日情報セキュリティ
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データ管理の最新サービス・商品を紹介!「第19回データストレージEXPO」に行ってきた

皆さんの企業では、データ管理のシステムは整っていますか?

・膨大なデータを効率よく管理したい
・災害など万が一のときにも、データをしっかり管理できる体制を整えたい
・消えてしまった重要なデータを復元したい

など、企業によってさまざまな課題があることでしょう。

今回は、このようなニーズに応える最新製品・サービスを探すべく、「第19回データストレージEXPO」に参加してきました。同イベントで紹介されていた、おすすめ商品・サービスを紹介します。

データストレージEXPOってなに?

はじめにイベントの概要について簡単に紹介します。

「データストレージEXPO」は、大量の情報を管理・保護するための“ストレージソリューション”を提供する企業の展示イベント。展示にはデータ管理業務に携わる多くの担当者が訪れ、展示企業の説明を聞いたり商談をしたりしています。

同イベントは今年で19回目を迎え、それぞれの企業が独自の商品・サービスを展示していました。それでは、具体的にどのような商品・サービスがあったのか、特徴的な5つを見ていきましょう!

①「Win Disk Rescue」-株式会社くまなんピーシーネット

最初に紹介するのは、株式会社くまなんピーシーネットが提供する「Win Disk Rescure」と呼ばれるデータ復旧技術ブランドです。

皆さんの企業では、「誤操作でデータを消してしまった」「機械トラブルで、データが消えてしまった」といった経験はありませんか。消えてしまったデータが重要なものであれば、取り返しのつかないことになってしまいます。

もし大事なデータが消失してしまったときに役に立つのが、「Win Disk Rescure」。対応しているデータの種類は多岐に渡り、

・ハードディスク
・RAID、NAS、サーバー
・SSD(Solid State Drive)
・USBメモリ
・デジタルカメラ
・CD/DVDメディア
・電子メール
・スマートフォン

など、あらゆるメディアのデータを復旧させることができるのが大きな特徴です。重要なデータを消失させてしまって困っている方は、データ復旧のプロに任せてみてはいかがでしょうか。

企業・製品ページ:Win Disk Rescure

②「ストレージデバイス総合サービス」-株式会社ワイ・イー・シー

続いて紹介するのは、株式会社ワイ・イー・シーが提供する「ストレージデバイス総合サービス」。データ管理に関する各種ソリューションを提供しています。国内にとどまらず世界各国で導入事例があるため、安心して任せることができます。

・データ復旧サービス
・データ消去サービス
・デュプリケートサービス
・パスワード解除サービス
・検査サービス
・HDD物理破壊サービス

とサービスの幅が広く、高い技術力によるサービスを安価な料金で受けることができるので、データ管理について悩んでいる方は、同社に相談してみてはいかがでしょうか。

企業ホームページ:株式会社ワイ・イー・シー
製品ページ:ストレージデバイス総合サービス

③「FlashArray//X」-ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社

続いて紹介するのは、ストレージ専業ベンダーのピュア・ストレージ・ジャパン株式会社が提供する「FlashArray//X」

ビッグデータ時代を企業を生き抜くため、データ活用基盤を整備する必要性が高まっています。そこでおすすめしたいのが、同製品。

最大の特徴は、データ転送にかかる時間が大幅に短いこと。
同社が所有している従来製品と比較して、データ転送が始まるまでの遅延時間を約2分の1に、データ転送スピードを約2倍にまで高めているのだそう。

利益を創出するデータ基盤を作ることを考えている企業の方は、同製品を検討してみてはいかがでしょうか。

企業ホームページ:ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社
製品ページ:FlashArray//X

④「蓄電システムFPSSシリーズ」-FDK株式会社

続いて紹介するのは、FDK株式会社「蓄電システムFPSSシリーズ」

地震などの災害が発生し、電力の供給がストップしてしまったときに非常用電源として使うことができます。BCP対策の必要性が高まる昨今、導入する企業が増えているのだそう。同製品の特徴は、

・キャスター付きで動かしやすい
・停電を検知して自動で起動するので、難しい操作が不要
・コンセントにプラグを差し込むだけで使える

など、利便性を兼ね備えている点にあります。
不測の事態が起きても安定してサービスを提供できるよう、導入を検討してみてもいいかもしれません。

企業ホームページ:FDK株式会社
製品ページ:蓄電システムFPSSシリーズ

⑤「NEO Agility Appliance」-コンピュータダイナミックス株式会社

最後に紹介するのは、コンピュータダイナミックス株式会社が提供する「NEO Agility Appliance」

保存した膨大なデータを、取り出す頻度に応じて管理できる階層管理型の製品です。
標準的なLTFS(※)では行えない機能をいくつも持っており、

※LTFS:磁気テープ内のデータをHDDやUSBメモリなどのデータと同じようにファイル単位で取り扱うことを可能とする機能
出典:富士通ホームページ

・オフラインでのLTOテープ管理
・自動的にLTOテープのコピーを作成
・複数のテープを1つのドライブとして活用

といったことが可能です。
既存の環境に簡単に追加できるので、保存しなければならないデータが増え続けている方は、導入を検討してみてください。

企業ホームページ:コンピュータダイナミックス株式会社
製品ページ:NEO Agility Appliance

データ管理は“安全性”と“効率性”が重要

ビッグデータを活用する時代において、企業の競争力を保つためには「いかに安全に、効率良くデータを保管していくか」ということが求められています。

今回紹介した製品は「安全性」「効率性」という側面から企業のデータ管理を助けてくれるでしょう。製品の導入を検討している方は、皆さんの企業における課題を明確にし、どの製品が適しているのか考えてみてください。

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