機密文書
【機密文書】
企業が保管する書類は、大まかに「一般書類」と「重要書類」に分けられます。この重要書類の中でも、企業にとって秘密を保つ必要がある書類のことを「機密文書」または「機密書類」と言います。
機密文書は、大きく3つに分けることができます。それが、「極秘文書」、「非文書」、「社外秘文書」です。
極秘文書とは、会社の経営にとって極めて重要であり、秘密を保持する必要がある文書のことです。
次に非文書とは、会社の重要な戦略や方針、そして、営業、人事、技術面のなどの会社の各部門の重要な情報を扱った文書を指します。
最後に社外秘文書とは、諸統計、調査思慮といった、経営上、社内だけの共有が許され、社外には決して流出させてはいけない情報を含む文書です。
しかし、全ての重要書類が機密書類というわけではなく、外部に公開するための重要書類も存在します。一例としては、有価証券報告書などがあり、これは重要書類ではあるものの、外部への報告を目的として作られたもののため、機密文書とは呼びません。