個人情報保護法

【個人情報保護法】

2005年に施行された個人情報保護法とは、事業上5,000人分以上の民間人の個人情報を扱う企業や団体、行政機関などの組織体である個人情報取扱事業者に対して、個人の権利と利益を保護するためにその取り扱い方法を定めた法律です。

 

高度情報通信社会の進展に伴い個人の情報を使用する機会が急激に拡大する中で、その情報が適正な取り扱いをされるために個人情報保護に関する基本的な事項を定め、個人情報取扱事業者の遵守すべきものを明確にし、個人の権利と利益を保護することを目的として作られました。

 

個人を特定することができる名前や生年月日、性別、住所などの個人情報を扱う企業や団体、行政機関などの組織は、その適正な管理が求められています。その他にも個人情報の利用目的を明確化すること、不正取得の禁止なども規定されています。

 

個人情報保護法に違反した場合は行政命令の対象になり、従わない場合は、懲役6ヶ月以下または30万円以下の罰金が課せられます。