2016年8月22日お役立ち情報
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通勤時間が削減できる?リモートワークのメリット・デメリットとは

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働き方の多様化が注目される昨今。
派遣や時短勤務など、正社員以外の雇用形態が増えただけでなく、正社員であっても裁量労働制やフレックス制度などが浸透し、毎日必ずしも8時間オフィスにいることを義務化しない企業も増えています。

そんな中新しい働き方のひとつとして導入されているのがリモートワーク
仕事ができる環境さえあれば働く場所を選ばないリモートワークは通勤時間を削減できるため、業務の効率化にも貢献すると囁かれています。

しかし、実際のところリモートワークを推奨することで業務に支障はないのでしょうか。今回は、リモートワークメリット・デメリットをご紹介します。

そもそもリモートワークって?

冒頭でも説明したように、最近になって新しく登場した働き方であるリモートワーク。主に在宅勤務のことを指す場合が多く、会社に所属していながら、オフィス以外の場所で仕事を進めることを言います。
リモートワークではなく、テレワーク(この場合のテレとは、離れた場所の意味です)と呼ぶ場合も。

主にPC1台とインターネット環境さえあれば仕事ができるweb・IT業界などで浸透しているようです。

リモートワークのメリット

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その1.通勤時間を短縮できる

人によって様々な通勤時間。郊外に一軒家を購入した社員などは、通勤に往復2〜3時間かかるという人も少なくないでしょう。毎日のその時間を短縮できれば、通勤にかかる体力やストレスが軽減され業務の効率もアップします。
また、月額の交通費を普及する必要もなくなるので、会社としても必要経費を削減することができるでしょう。

その2.居住地を選ばない

優秀な社員が家庭の事情結婚を機に遠い地へ引っ越さなければならなくなった場合、リモートワークを導入していればその社員は会社を辞める必要がありません。

会社としても、長年貢献してくれた優秀な社員を手放すのは大きな痛手です。
リモートワークを導入し、遠隔で仕事をしてもらえばお互いにウィンウィンの関係になれるのではないでしょうか。

その3.社内での人間関係のトラブルが減る

近年、社内の人間関係に精神を病み、休職や退職に追い込まれてしまう人は少なくありません。
せっかく優秀なスキルを持っていても、人間関係が原因で仕事を続けられなくなってしまうのは双方にとってとても悲しいことです。

リモートワークを導入すれば、業務を進めつつも苦手な人に毎日会う必要がなくなるので、精神のバランスを保ちやすくなります。また、仕事が忙しいとどうしても社内の人間関係が険悪になりがちです。激務の末お互いを思いやれず、社内の悪口や罵声が横行するようであれば、リモートワークを推奨し、適度な距離をとりつつ自身の仕事に集中した方が会社の雰囲気も良くなるかもしれません。

その4.社員1人1人の視野が広がる

決まった時間に決まった場所に縛り付けられないリモートワーク。自身のスケジュールをしっかりと管理できる人であれば、働きながら様々な場所に旅行へ行ったり、様々な活動に参加することが可能です。

その結果、通常のオフィス勤務では得られなかった人脈や感性、知識を得ることができ、クリエイティブな業種ではとくに新しいアイディアなどが生まれやすくなるでしょう。
社外で得た人脈や知識を共有してもらえば、会社の成長にも繋がります。

その5.仕事に集中でき、効率がアップする

働く場所・環境を選べるので、周りに人がいたり、雑音があると集中できない人にとっては、オフィスよりも自宅の方が集中でき、業務の効率がアップします。
また、どうしてもオフィスだと、集中している時に同僚に話しかけられてしまうということが多々あるでしょう。リモートワークではそういった障害を減らすことが可能です。

リモートワークのデメリット

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その1.労働時間にズレが生じる

働く場所が自由だとはいえ、連絡をとることができる時間をある程度決めておかないと業務上緊急の連絡が必要な時などに連絡がつかなくなってしまいます。
特にクリエイティブな業界の人には夜型の人も多く、日中は連絡がつかないなんてことも。
しっかりと仕事をこなしてくれても、やはりビジネスの緊急時に対応できないのは大きな痛手です。

その2.コミュニケーション不足による業務の連携ミス

リモートワークの一番の問題と言っても過言ではないのが、コミュニケーション不足。頻繁にメールや電話で進捗を報告しあったり、skypeやテレビ電話などで会議をしても、やはり実際に会うことに比べると伝わる情報量が激減します。また、言葉のニュアンスも伝わりづらくなってしまうため、互いの勘違いが仕事に大きな影響を及ぼすことも。

リモートワークとはいえ、定期的に会う日を決めておき、実際に顔を会わせて会議をする日を設けた方が理想的だと言えるでしょう。

その3.本当に仕事をこなしているのか信用できない

オフィス勤務に比べ、リモートでの勤務は本当に仕事をしているのかという点で信頼関係が必要となります。
毎日進捗を報告するのは、報告する側も確認する側も手間となってしまいますが、納期や締め切り間近に”全然仕事が進んでいなかった”なんてことになるとどうしようもありません。
相手の仕事をしている姿が直接的に見えない分、こなした仕事の見える化をはっきりとすることが重要です。

その4.評価の仕方が難しい

仕事をしている姿が見えない分、その人の意見や仕事に対する考え方、取り組み方を知る機会がどうしても減ってしまいます。
その結果、仕事を依頼する側とされる側という関係に陥り易くなってしまい、成果物でしか相手のスキルを評価できなくなってしまうでしょう。

リモート勤務とはいえ、相手がどう思っているのか、どれほど会社ために貢献してくれているのか、どれほどスキルの成長が見られるのかなど、積極的に知ろうとする必要があります。場合によっては、リモートワークの社員に向けた評価制度などを設けてもいいかもしれません。

大切なのはリモートワークのメリット・デメリットに業務内容が合っているかどうか

様々なメリットがあるリモートワークですが、顔が見えないところで仕事をする分、オフィス勤務の社員よりも信頼関係の構築が大きな鍵となります。

また、いくら信頼し合っている関係であっても、メール、電話だけでのコミュニケーションではスレ違いが起きやすくなってしまうのも事実。
リモートワークの導入に不安な方は、まずは週に1日だけ2日だけ、月の中でも必要な日だけは認めるといった形で、重要な業務は直接顔を合わせて進めていくのもひとつの手ではないでしょうか。

働き方の多様化が広まる現代。新しい働き方が合うかどうかは個人にもよりますが、会社の色、業種、業務内容にも大きく関わります。自社の状況とリモートワークのメリット・デメリットを照らし合わせ、今一度よく考えてみてください。

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