2025年3月26日物品保管

トランクルームを借りるのはもったいない?向いているケースやメリット

「トランクルームを借りるのはもったいない?」と考えたことはありませんか?
確かに、トランクルームを借りるとなると毎月のコストがかかるため、慎重に判断する必要があります。しかし、実はトランクルームを活用することで、生活や仕事の質が向上するケースも多いのです。
本記事では、トランクルームが向いている人の特徴やメリットを詳しく解説し、本当に「もったいない」のかを検証していきます。

トランクルームの利用がもったいないケース


トランクルームは企業や事業者にとって、在庫管理や書類保管、備品の収納などに役立つ便利なサービスです。しかし、利用方法によってはコストパフォーマンスが悪くなり、「本当に必要だったのか?」と感じてしまうケースもあります。
効率的に活用するためには、自社の業務フローや管理体制と照らし合わせ、適切な用途で使うことが重要です。
ここでは、法人・事業者がトランクルームの利用を検討する際に、「もったいない」となり得るケースをご紹介します。

物の管理ができず何でも預けてしまう

トランクルームは便利ですが、管理を怠ると「どこに何をしまったかわからない」といった状況に陥ることがあります。とりあえずと何でもかんでも預けてしまうと、収納スペースは確保できても、必要なときに物が見つからず、「失くした」と勘違いしてしまうことも。

「あれ?どこにしまったっけ?」と探し回った結果、トランクルームに預けたことを忘れてしまい、結局新しいものを購入してしまう……なんてことも起こり得ます。これでは、トランクルームの活用どころか余計な出費につながってしまうかもしれません。

トランクルームを有効活用するには、「何を預けるのか」「どこに収納したのか」をしっかり記録し、定期的に見直すことが大切です。管理が苦手な方は、むやみに収納せず、本当に必要なものだけを預けるようにしましょう。

荷物の出し入れが面倒で利用頻度が低い

トランクルームを契約したものの、「荷物を取りに行くのが面倒でほとんど使っていない」という状況になっていませんか?

頻繁に出し入れする予定の荷物を遠方のトランクルームに預けてしまうと、取りに行く手間がかかり、結果的に放置してしまうケースも少なくありません。

このような場合、宅配型のトランクルームを検討するのも一つの方法です。宅配型なら、スマホやPCから依頼するだけで荷物を預けたり取り出したりできるため、忙しい方や移動の手間を省きたい方にとって便利です。頻繁な出し入れが必要な荷物は宅配型を活用し、滅多に使わないものを従来のトランクルームに預けるなど、状況に応じた使い分けをすると、より効率的に収納スペースを管理できます。

保管する荷物が極端に少ない

トランクルームを契約したものの、実際に預ける荷物が少なすぎると「スペースを持て余していてもったいない」と感じてしまうことがあります。
一般的なトランクルームは広さごとに料金が設定されているため、利用スペースを十分に活用できないようであれば、コストパフォーマンスが悪くなってしまう可能性があります。

このような場合、預ける荷物の量により料金が異なり、必要な分だけ預けられるトランクルームを選ぶのも一つの方法です。段ボール単位で料金が決まるサービスなら、荷物の大きさ、量に応じたコストで管理できるため、余分なスペースにお金を払う必要がありません。トランクルームを選ぶ際は、自社の保管ニーズに合ったプランを検討し、無駄なく活用できるかを見極めることが大切です。

トランクルームの利用が向いているケース


トランクルームは、単に荷物を収納するだけでなく、特定のシーンで大きなメリットを発揮します。ここでは、トランクルームの利用が特に向いているケースを紹介します。自社のビジネスやライフスタイルに合っているか、ぜひチェックしてみてください。

一時的に荷物などを保管したい

引っ越しやオフィスの移転、リフォームなどで、一時的に荷物をどこかに預ける必要がある場合、トランクルームは非常に便利です。自宅やオフィスのスペースを圧迫せず、スムーズに作業を進められます。

また、事業者であれば、イベント用の什器や販促物を一定期間だけ保管する用途にも適しています。短期契約が可能なトランクルームを選べば、必要な期間だけ利用でき、無駄なコストを抑えることができます。

特定の時期に使用する物の保管スペースがほしい

季節ごとに使用するアイテムの収納に困っている場合も、トランクルームの利用が向いています。企業であれば、年末年始の飾り付けや季節限定の販促物など、一時的にしか使わないものを保管するのに最適です。

個人利用でも、冬用タイヤや夏用レジャー用品、スポーツ用品などをオフシーズンに預けておけば、普段の生活スペースを有効活用できます。使用頻度の低いアイテムをトランクルームに預けて荷物を整理することで、社内や自宅の収納環境をスッキリさせることができます。

トランクルームを利用するメリット


トランクルームを活用することで得られるメリットは多岐にわたります。単なる収納スペースの確保だけでなく、荷物を適切な環境で保管できることや、セキュリティ面での安心感があることも大きな魅力です。

特に、企業や事業者にとっては、業務効率を向上させるための一助となることも少なくありません。ここでは、トランクルームを利用する主なメリットについて詳しく解説します。

スペースの確保ができる

オフィスや倉庫、自宅の収納スペースが限られている場合、トランクルームを活用することで、圧迫感のない快適な環境を維持できます。特に、ビジネス用途では、書類や在庫の管理スペースが足りなくなった際に、トランクルームを活用することでオフィススペースの有効活用が可能になります。

また、個人でも、クローゼットや押し入れが荷物でいっぱいになりがちな場合、使用頻度の低いものをトランクルームに預けることで、居住空間を広く使えます。スペースに余裕ができると、業務の効率や生活の快適さも向上します。

保管環境が整った場所で保管できる

トランクルームは、温度・湿度管理やセキュリティ対策が整っていることが多いため、デリケートなアイテムの保管に適しています。例えば、紙類や精密機器、衣類、家具などは、湿気や温度変化による劣化のリスクがあるため、自宅やオフィスよりも適した環境で保管できるトランクルームの方が安心です。

また、特に法人向けのトランクルームでは、防犯設備が充実しており、盗難リスクを抑えられる点もメリットの一つです。重要書類や貴重な備品などを安全に管理するために、保管環境の整ったトランクルームを選ぶことが重要です。

必要な時のみ取り出せる

トランクルームを活用すれば、普段は使わないものをいつか使うときのために保管しておき、必要なときにだけ取り出せるため、無駄に物を処分する必要がなくなります。
オフィスや倉庫、店舗などでは、一時的にしか使用しない備品や書類、イベント用品などを都度捨てるには不経済とはいえ保管する場所に困ることがありますが、トランクルームを利用すればスペースを圧迫することなく管理できます。

例えば、展示会や期間限定のプロモーションで使用する什器や販促物を、次の機会まで安全に保管しておくことが可能です。

一度手放してしまうと再度準備するのにコストがかかるものも多いため、すぐには処分したくないが頻繁に使うわけでもないアイテムの保管には、トランクルームが最適な選択肢となるでしょう。

一時的な荷物の保管場所として利用できる

トランクルームは、短期間だけ荷物を預けたい場合にも便利な選択肢です。オフィスの備品や業務に関係する機材、イベント用品など、特定の期間だけ保管が必要なものを一時的に預けることで、作業スペースを確保し、業務の効率を維持できます。

また、急な設備導入やオフィスの整理整頓の際にも役立ちます。新しい家具や機材の搬入前後に、旧設備や予備品を一時的に保管することで、スムーズな作業が可能になります。

短期間の利用が可能なトランクルームを選べば、必要なときにだけスペースを確保し、無駄なコストをかけずに柔軟な運用ができる点も魅力です。

トランクルームを選ぶ際のポイント


トランクルームを選ぶ際には、単に「空きがあるから」「料金が安いから」といった理由だけで決めるのではなく、利用目的や預ける荷物に適した条件がそろっているかを確認することが大切です。利便性や保管環境、コスト面など、さまざまな要素を総合的に判断することで、より快適に利用できます。

ここでは、トランクルームを選ぶ際に注目すべきポイントについて詳しく解説します。

荷物の預け入れ・取り出しやすさ

トランクルームの使い勝手を大きく左右するのが、荷物の出し入れのしやすさです。頻繁に荷物を出し入れする場合は、アクセスしやすい立地や、駐車場の有無、荷物の搬入をスムーズに行うための台車の貸し出しがあるかどうかなどを確認すると良いでしょう。宅配型トランクルームを利用すれば、わざわざ現地に行かなくても荷物の出し入れが可能です。利用頻度や取り扱う荷物の種類に応じて、適したサービスを選ぶことが大切です。

設備・保管環境

預ける荷物の種類によっては、温度・湿度の管理が整った施設を選ぶ必要があります。例えば、書類や精密機器、衣類、木製家具などは湿気や温度変化に弱いため、空調設備が整っているトランクルームを選ぶと安心です。

また、防犯面も重要なチェックポイントです。監視カメラの設置やセキュリティロックの有無、施設内の管理体制などを確認し、大切な荷物を安全に保管できる環境が整っているかを見極めましょう。

費用面

トランクルームの利用料金は、スペースの広さや設備、契約期間によって異なります。必要以上に余裕を持った広いスペースを契約してしまうと無駄なコストが発生してしまうことになりかねないため、預ける荷物の量に応じて適切なサイズを選ぶことが重要です。

また、月額料金だけでなく、初期費用や更新料、解約時の手数料などの追加コストが発生しないかも事前に確認しておくと、想定外の出費を防げます。短期利用か長期利用かによっても最適なプランが異なるため、利用目的に応じた料金体系を選びましょう。

トランクルームを利用する際の注意点


トランクルームは便利な収納スペースですが、利用時にはいくつかの注意点もあります。契約前に細かい条件を確認しておかないと、思わぬ不便を感じたり、追加費用が発生してしまうこともあるので十分に注意しましょう。

ここでは、トランクルームをスムーズに利用するために押さえておきたい注意点について解説します。

預け入れ・取り出し時間

トランクルームによっては、24時間自由に出し入れできるところもあれば、利用可能な時間が制限されているところもあります。特に、夜間や早朝に荷物を取り出したい場合や、業務の都合で不規則な時間帯に利用する可能性がある場合は、営業時間を事前に確認しておくことが大切です。

また、宅配型のトランクルームを利用する場合、荷物の受け取りや発送にかかる時間も考慮する必要があります。急ぎの際にすぐに取り出せるのか、どのくらいの時間がかかるのかを把握しておくことで、スムーズな運用が可能になります。

預けられる荷物のサイズ

トランクルームごとに収納できる荷物のサイズや重量には制限があるため、事前に確認しておくことが重要です。特に、大型の家具や長尺物、重量のある機材などを預ける場合は、搬入可能なサイズや重量制限をチェックし、スムーズに収納できるかを確かめましょう。

また、宅配型のトランクルームを利用する場合、荷物が段ボールに収まるかどうかも重要なポイントです。預けたい荷物の形状や量に応じて、最適なサービスを選ぶようにしましょう。

預け入れ不可の荷物

トランクルームは便利な収納スペースですが、すべての荷物を自由に預けられるわけではありません。施設ごとに預け入れが禁止されているものがあり、事前に確認しておかないと、契約後に預けられないことが発覚するケースもあります。

一般的に、以下のような荷物は預け入れ不可となることが多いため、注意が必要です。

・危険物(ガソリン・灯油・スプレー缶・花火・化学薬品など)
火災や爆発のリスクがあるため、可燃性や揮発性の高いものは基本的に預けられません。

・生き物・生鮮食品(ペット・観賞魚・生花・冷蔵が必要な食品など)
繊細な温度湿度管理が必要なものや腐敗・劣化の恐れがあるものは、ほとんどのトランクルームで禁止されています。

・貴重品・高価なもの(現金・宝石・高級時計・骨董品・重要書類など)
盗難リスクの高さや保険適用の問題があるため、これらの品目は専用の保管サービスを利用するほうが安全です。

・壊れやすいもの(ガラス製品・精密機器・陶器など)
運搬中や保管環境によって破損する恐れがあるため、特に割れやすいものをはじめ、壊れやすいもの全般については梱包を工夫するか、預け入れが可能か事前に確認しておくことが大切です。

施設によっては、特定の条件下で預け入れが可能な場合もありますが、基本的にはルールを守り、安全に利用することが求められます。預けたい荷物が制限対象になっていないか、契約前にしっかり確認しましょう。

まとめ


トランクルームは、オフィスや倉庫などのスペース不足を解消し、業務を効率化するための有効な手段です。ただし、利用方法によってはコストがかかりすぎたり、使い勝手が悪くなったりすることもあるため、適切なサービスを選ぶことが重要です。

特に、荷物の出し入れの手間や管理のしやすさを重視する場合は、宅配型のトランクルームを活用するのも一つの方法です。必要な分だけ効率的に収納スペースを確保できます。オフィスの書類や備品を無駄なく管理したい企業にとって、柔軟な選択肢となるでしょう。

自社のニーズに合ったトランクルームを選び、快適な収納環境を整えましょう。

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