フィルトレーション業界において、革新的なテクノロジーとソリューションを提供するグローバルリーダー
ドナルドソンは1915年に米国で創業、100年以上の歴史があるフィルトレーション業界のリーディングカンパニーだ。大型車両や建機等の各種エンジン用フィルター、集塵機・メンブレンなど幅広いフィルトレーション関連製品を製造販売している。
日本ドナルドソン株式会社は1964年に設立。以来、国内でもさまざまなメーカーへ展開してきた。ガスタービンなどの大型設備からハードディスクドライブやスマートフォン、ウェアラブルデバイスなどの小型機器まで、私たちに身近な製品でもフィルターが活用されている。
今回インタビューさせていただいた下島様と柿本様が所属するライフサイエンス事業本部フード&ビバレッジ部は、食品飲料向けフィルターを大手飲料メーカーなどに営業・納入する役割を担う。
導入商品・サービス
- 宅配型トランクルーム Stock MAMORU
新施策であるトライアル機の貸出のスペースの確保が必要。配送の手間もかけたくなかった
現在、当部署では醸造メーカー様への製品販売に注力しています。醸造過程においては、フィルターをかけると味わいや風味などが醸造家の方が目指すものと異なることがあるリスクを避けるため、本格導入の前にまずはテストしたいという顧客ニーズがありました。
そのニーズに応えるために、昨年夏にトライアル機(テスト機)の貸出に注力する計画を立てました。しかし、トライアル機はかさが大きいため、弊社の群馬工場の倉庫に置くスペースがないという課題に直面したのです。仮に保管場所を確保できたとしても、弊社オフィス(東京都立川市)から群馬の倉庫まですぐに行けるような距離になく、またトライアルを希望されるお客様への配送の利便性を考えると、便利な幹線がある千葉県や神奈川県、東京都の物流倉庫を探していました。ということで、オフィスと保管場所の間の距離が短いことが最初の条件でしたね。
次に課題となったのが、配送手配の手間です。当部署の営業は私と柿本の2人で担当しており、物流の手配に時間をかけると本業の顧客営業に割く時間が少なくなってしまうことを懸念しました。ですので、配送も一貫して担ってくれるサービスを探していたという経緯があります。
配送する際のウェブ手続きが簡単で、温度管理もできる
先ほど申し上げた、保管場所へのアクセスの容易さや配送も担ってくれるサービスであるかどうかという点に加え、実際の配送時の手続きが容易なことと、温度管理ができる倉庫であることも選定条件でした。
当初は屋外のトランクルームを検討していたのですが、トランクルームだとやはり発送や回収時に倉庫に出向かなければならないですし、加えて温度管理ができないため、製品の性能に影響を与えてしまうことも懸念されました。
そこでトランクルームという選択肢はなくなり、代わりに物品保管サービスを探し始め、日本パープルさんともう1社を比較しました。
検討の結果、1コンテナあたりの費用もリーズナブルで倉庫へのアクセスも良いことも含め、我々の一番やりたいことをサポートしてくれるのが御社のサービスだと判断するに至りました。決め手となったのは、ウェブ上で簡単な手続きで配送指示が済むという点ですね。
検討過程では、日本パープルの担当の方に我々の細かい疑問にご丁寧に答えていただいたのも、助かりました。当部署でトライアル機をメンテナンスする必要があるのですが、御社の保管庫でメンテナンスさせていただけるスペースが確保できるとわかり、この点もメリットでした。
配送や回収が正確で、お客様も安心
初期登録を行ってしまえば、次からは配送する機器を選択して発送手配をかけておくだけなので、手続きが簡単だと感じております。発送手続きをメールでやり取りするよりは時間削減になりますし、ミスも発生しにくいと思います。
今回、トライアル機を弊社の倉庫からお客様の拠点へ発送や回収をするのですが、ありがたかったのは、こちらがあれこれ動かなくても指示したら予定通り到着しているということです。実際これまでお客様からクレームをいただいていませんし、お客様も安心して受け取りや配送ができているかと思います。
トライアル機貸出の取り組みを通じて売上拡大につなげていきたい
今回の新しい取り組みであるトライアル機を貸出する機会を増やしていき、売上の拡大につなげていきたいと考えております。