空調業界英文専門誌の出版
株式会社ジアン様は空調関係をテーマとした業界専門誌「JARN Magazine」を英文で出版する。同誌は、世界の空調や冷凍等の情報に特化して発信しており、本テーマの英文での発行者としては国内で唯一。年間購読が基本で、一般には出回っていない媒体だ。定期的に展示会(特に海外)へ出展し、リアルな場での発信活動も行う。
今回は、同社が『Stock MAMORU』を導入するに至った背景や決め手、実際に『Stock MAMORU』を利用したことによる変化について、制作部の小林佳介様に伺った。
導入商品・サービス
- 宅配型トランクルーム Stock MAMORU
社員が人力で倉庫へ持ち運びしていた
それまで発生していた問題点や課題をお聞かせください。
弊社が発行する雑誌のバックナンバーを保管するスペースに限りがあり、関連会社の倉庫に保管していました。社員が出展物品としての雑誌を関連会社の倉庫まで取りに行き、ヤマト運輸さんなどの配送サービスをその都度利用したり、自分たちでスーツケースなどに入れて人力で出庫したりしており、大変な手間がかかっていました。また、弊社は海外の展示会へ出展するので、倉庫から直接展示会場へは送付せずに、弊社オフィスを一旦経由したうえで、海外展示会に得意な物流会社へ送付を依頼していました。
こういった方法だと、在庫の保管台帳を作成しなければならず、同時に処分方法にも課題がありました。本当に「いつまでこれを続けるの」という状態だったのです。
束単位(小ロットかつ梱包なし)で預かってもらえるのが大きかった
Stock Mamoruの導入前、何社かのサービスを比較しました。採用の決め手は、雑誌を束単位で預かってもらえることでした。他社サービスだと段ボールやコンテナなどに入れなければならず、それはそれで手間がかかります。たとえば50冊の束で展示会場に運ぶ必要があることもあり、そこに対応していただけるとのことで、弊社にとってはありがたいサービスでした。
また、社員が入出庫作業をする必要がなくなった点や、また自分たちで台帳を作らずシステムで在庫を管理できることも嬉しい点です。
Stock MAMORUの利用前提でオフィススペースを削減し移転
入出庫作業に伴う業務負担が削減され、期待通りの効果を実感しています。
最近オフィスを移転したのですが、Stock MAMORUを利用するという前提でオフィススペースを従来より削減し移転しています。そのため、また元の状態に戻ることは考えられませんね。
ebookなどデジタル分野に注力していきたい
昨今の出版業界の流れを受け、弊社もウェブやebookに注力している状況です。紙媒体よりも電子媒体のほうがコストが抑えられるという理由もございます。