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ソフトバンク株式会社では、農業AIブレーン「e-kakashi」を提供している。IoTやAIなどのITソリューションを駆使し、圃場(ほじょう)で取得した大量の栽培・環境データの見える化をサポート。収集したデータにいわゆる農家の「経験と勘」とも言われる知見や行うべき作業を登録することで、最適な作業指示やリスクアラートが受けられる「栽培ナビゲーション」が好評だ。直近では導入効果として、福岡県宗像市で0.1ヘクタールあたり年間約80万円も増収させたという結果が出ている。
国内では29都道府県、500か所以上に導入済み(19年5月現在)であるほか、海外では南米のコロンビア共和国でも導入されており、グローバル展開が始まっている。
今回は、e-kakashiにて活用されている環境データを収集するセンサーや通信機器といったハードウエアの管理を目的に、大きな物品・什器もお預かりするサービス「Stock MAMORU」の利用経緯や効果についてお話を伺った。
導入商品・サービス
- 宅配型トランクルーム Stock MAMORU
Stock MAMORUを選んだ背景とは
戸上様:
e-kakashiは子会社であるPSソリューションズで2015年10月に販売を開始しました。当時は別の企業とセンサーや通信機器といったハードウエアを倉庫で管理していただくような契約を結んでいました。しかし、我々の事業拡大に合わせて管理コストを最適化するべく、今回日本パープルさんに相談しました。
もともと契約を交わしていたサービスの方も、特に大きな課題があったわけではありません。農業分野への理解もあり、大変お世話になっていました。しかし事業スタートから2年が経過し、ハードウエアを倉庫から出し入れする回数がある程度わかってきたので、倉庫業務の最適化を進めることになりました。そこで複数の企業のサービスを検討する中で、Stock MAMORUが弊社のニーズにマッチしているということで、利用を決断しました。
サービスを利用した効果
戸上様:
コストの面で一番助けられています。倉庫業務にかかるコストに関しては、今までの約5分の1で成り立っているので、その点では他のサービスに比べ日本パープルさんの圧倒的な優位性があると感じています。
サービスへの期待と今後のお取り組み
戸上様:
今後さらに事業が拡大した際にボトルネックになるのが在庫管理と出庫管理。イレギュラーな依頼にも、即日対応いただける点で期待しています。我々の成長とともに、日本パープルさんにおいてもますます便利なサービスを提供していただければ大変心強いです。